News!山本隆之 文部科学大臣賞を受賞

このたび山本隆之が平成24年度(第63回)芸術選奨 文部科学大臣賞を受賞いたしました。

【受賞理由】

 山本隆之氏は新国立劇場のダンサーとして、ほとんど全ての作品で主役を踊り、同バレエ団では
 名実ともにトップダンサーである。氏のダンサーとしての資質は、まず気品があり、どんな役を与えられても
 自分自身の色に染め、誰にもまねの出来ない空間を創ることの出来る日本には稀な逸材である。
 平成24年3月の新国立劇場における「アンナ・カレーニナ」は、エイフマン振付のもので、高度なテクニックと
 豊かな表現力の必要な作品であるが、氏は見事にカレーニン役を自分のものとして熱演し、深い感銘を与えた。
新国立劇場 バレエ団ホームページ



<授賞式にて>

授賞式1
新人賞受賞の森山開次さん、
新国立劇場舞踊プロデューサーの望月辰夫さんと
授賞式2
新人賞受賞の森山開次さんと


(山本隆之よりメッセージ)

このような大きな賞をいただいてとても驚いています。
この数年の舞踊生活は怪我との闘いでもありました。
満足な舞台を務められるコンディションではない日もたくさんありましたが、劇場の舞台・事務方のスタッフの皆さん、 バレエ団を支援して下さる関係者の方々、声援を送って下さるお客様、そして何より力強く励まし続けてくださった バレエ団の先生方と仲間たちの力を借りて今日まで踊って来られました。
そうした成果を僕一人が受賞することは面映ゆい気持ちです。
これは僕を支えてくれる皆と共にいただいたご褒美だと思って感謝の気持ちを新たにし、これからの自分に出来る事を 精一杯頑張っていこうと思います。
有難うございました。
平成25年3月12日
山 本 隆 之